8月25日(土)~26日(日)
阿蘇バンガロー村で、高次脳機能障害の家族会キャンプがありました。
ちょっと天気が心配されましたが、40名ほどの家族会当事者や家族が集まりました。
宿泊出来ない方もおられましたが、多くの方の参加でした。
皆さん楽しみにしておられ、笑顔いっぱいの家族会でした。
先ずはビールで乾杯!全員で準備をして楽しいバーベキュー。花火。
飲んで騒いで、当事者と介護者と別れ、それぞれの悩みを話しあいました。
当事者も普段出来ない若い人たちとの交流を楽しんでいました。
いつも見ることの出来ない笑顔を見ることが出来、忘れられないキャンプとなりました。
病気をしなければ・・・事故に遭わなければ・・・と思ってしまいますが・・・複雑・・な気持ち。
医療関係のご参加もあり、高次脳機能障害の事を、
もっと知って頂き医療の現場に活かして欲しいと強く思いました。
又福岡より安邊ファミリーご一家の参加もありました。
同じ障害の仲間であり大先輩に来て頂き、心強く感じました。
家族会一人一人に話しかけていただき、家族会のメンバーも元気が出た事でしょう。
遠い所からのご参加有難うございました。
2日目は少し早起きをして、外輪山の眺めを楽しみました。
放牧されいる牛や馬、そして突き抜けるような青空何もかもが
絵に描いたような景色でした。悩んでいることがチッポケに思えた瞬間でもありました。
帰りに大野勝彦さんの美術館に立ち寄りました。
大野さんの講演がり、家族会のメンバーも自分の家族と重なる所が多々あった事でしょう。
私は我家の出来事と重なり、涙していまいました。講演の中義手で筆を持ち
素晴らしい言葉を書かれました。「夢叶う!にこにこ笑顔で無我夢中」と素晴らしかったです。
家族会に書かれた文字を頂きましたので、代表して我家に飾らせていただきます。
五体満足でいることの素晴らしさ。それを当たり前の事として、今迄生きてきた自分が
恥ずかしくなり、まだまだこれからいろんな事が出来るような気がしてきました。
生きていく勇気と元気、感謝の気持ちを持つ事をあらためて感じ、
強く生きていかなければと思いました。
2日間家族会の皆さんお疲れ様でした。
沢山の方のご協力の下、無事キャンプが出来ました事に感謝します。
有難うございました。
● 大野勝彦さんとは・・・ 農作業中機械により、両手を切断。
入院3日目より”沸き出でる”への思いを詩に託し、
2ヶ月目にはその喜びを水墨画に表現。
全国各地の学校や企業で講師として活躍中の人です。
風の丘 阿蘇大野勝彦美術館WEBサイトはこちらから