「ぷらむ熊本」家族会定期総会
5月18日(日)熊本大学内の山崎記念館にて、家族会の定期総会が行われました。
家族会、医療関係の方々、行政の方々、パイロットクラブの方々を含め総勢120名の参加があり、大きな家族会定期総会になりました。
5年目を迎えた家族会ですが、多くの来賓の方々にお越し頂き盛大に行われました。
熊本県健康福祉部 障害者支援総室 精神障害福祉班 参事 宮本靖子様より御講話を頂きました。「本年度は熊本県の支援事業が具体的に動き出し、支援センターの設立を目指し、電話・面談を中心としたホットラインの開設までを検討している」とお話があり、家族会も大きな期待をしている所です。
基調講演で熊本大学脳機能病熊学分野の池田学先生にお話を頂きました。
「診断に始まり治療、リハビリ、社会復帰、就労支援又自立に向けての一環した総合プログラムの重要性の大切さ」をお話頂きました。今始まったばかりです。待ち望んでいたが一歩ずつ見えつつあり、家族会の大きな力を感じます。
講話後家族会の仲間の体験発表があり、どの話も涙無しでは聞けませんでした
交通事故に遭ったKei君のお母さんが、当時の様子を話され、現在苦しんでいる事、今医療関係や行政関係に望む事を、訴えられました。会場にはすすり泣きが聞こえました。生死をさまよった家族会の仲間ばかりです。自分の身に置き換えると他人事ではないのです。Kei君は現在車椅子状態で高校に復学しています。
2人目はミッチーさんの奥様の発表でした。原因はくも膜下出血です。一家の大黒柱であるご主人が突然病に倒れられ、本当に大変だったでしょう。経済的にも苦しかった事と思います。
いつも家族会にはミッチーさんとお母さんと奥様の3人で参加され、前向きに取り組んでおられます。
そして3人目は何と私が体験発表をしました!
2人の体験発表でグッと来ていたので、私も思わず泣いてしまいました。鬼の目にも・・・やら。
12年前の苦しかった事、辛かった事が走馬灯の様に浮かび、大変でした~"^_^"
その後それぞれに頑張っている当事者の発表を致しました。最初にたけしが歌を唄いました。私の話の後だったからでしょうか、感極まってたけしも泣きながら唄い、今迄に無いことで、驚きました!感情の面で回復している事が感じられます。凄い変化です。
私達親が元気なうちは良いのですが、「親亡き後」を考えると不安で仕方ありません。一日も早く、確実なる治療法やリハビリ、就労の場が出来る事を訴えました。
病に倒れなければ、何でも出来て当たり前なのですが、今のたけしにとっても私達家族にとってもささやかな事ですが、大きな喜びです感謝・感謝です。
次は今大きく変身?しているケンピーの番です。
脳出血で倒れ出来なくなったこともたくさんありますが、2年前からギターを習い始め皆さんの前で「栄光の架橋」をギターを弾きながら、熱唱しました。自信に満ち溢れ堂々としているケンピーの姿がありました。何かしら以前のケンピーではない気がしたのは私だけでしょうか?
心配そうに見守っているケンピーのお父さんの姿が印象的でした"^_^"
当事者の若い人たちが「上を向いて歩こう」を合唱しました。
それぞれに症状は違いますが、頑張っている仲間の存在は大きな刺激になり良い特効薬でもあります。
最後に参加した家族会の仲間と・・・・・
コメントありがとう!本当に大きな家族会になったよね~
驚きですね"^_^"
いろんな問題を抱えながら、少しずつ成長と変化が見られるのは
嬉しい事ですよね。皆の笑顔の支えられこの家族会の輪が広がっていく事が大切だよね。これからも老体?にムチ打ちながら一緒に頑張ろう~エイエイオ!なんのこっちゃ?????笑・・・・